平成26年5月
水産庁プレスリリース
平成26年5月9日
「ウナギの国際的資源保護・管理に係る第6回非公式協議」の結果について
平成26年5月8日(木曜日)、青島(中国)において、「ウナギの国際的資源保護・管理に係る第6回非公式協議」が開催され、養鰻業界も含めた非政府機関によるウナギの資源管理の協力の枠組み、ウナギ資源保存のための養鰻生産量の制限等について議論されました。
1. 概要
「ウナギの国際的資源保護・管理に係る第6回非公式協議」は、中国、日本、チャイニーズ・タイペイ、韓国の4者間で、今後のAPECにおける協力を 見据え、ウナギの国際的資源管理に係る協力について実質的な議論を行うことを目的として開催されました。なお、参加予定であったフィリピン、インドネシ ア、マレーシア、ベトナムは欠席しました。
2. 開催日程及び場所
日程:平成26年5月8日(木曜日)9時00分~15時00分
会場:青島(中国)
3. 出席者
[日本側]宮原 正典(みやはら まさのり)農林水産省顧問 ほか
[中国側]劉 小兵(リュウ ショウヘイ)水産局国際合作処長
[チャイニーズ・タイペイ側]郭 宗海(カク ソウカイ)漁業署簡派技正
[韓国側]チョ ミンビョン 水産政策室養殖産業部課長補佐
4. 結果概要
中国、日本、チャイニーズ・タイペイ、韓国の4者間で、9月の次回会合で以下の点につき結論を得るべく引き続き協議することについて意見の一致を見ました。
(1)養鰻業界を含めた、非政府機関によるウナギの資源管理の枠組み設立
(2)上記枠組みの下で、養鰻生産量の制限により資源を管理すること
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