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2014年05月21日

以前と比べれば相変わらず低い水準



朝日新聞デジタル(2014年4月9日)より

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 不漁続きだったウナギの稚魚(シラスウナギ)の漁獲量が今シーズン、県内で持ち直している。すでに昨シーズンの5倍近い約50キロが取れ、国内の他産地や海外でも増え出しているという。復調の原因は不明だが価格は下がり、養殖業者には朗報だ。しかし、取れ具合は県内で偏りがあり、関係者の表情は複雑だ。

 県水産資源課によると、シラス取りは昨年12月16日から始まり、今年2月末までに49・6キロが取れた。4年続きで不漁だった2009~12年度の各2月末で、09年度15・7キロ▽10年度10・2キロ▽11年度29・9キロ▽12年度10・7キロに比べると大幅増だ。

 ただ、05年度の2月末では250・8キロも取れており、「好調」とは言っても不漁続きの4年間と比べてのこと。県の担当者は「以前と比べれば相変わらず低い水準。とても資源が回復したとは言えない」と、慎重な見方だ。復調の原因についても分からないという。
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まあ、真面目な報道の部類ですよね。


ぶんや


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Posted by うな研管理人 at 15:07 │真面目な報道

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