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2014年04月08日

思考停止はやめようよ。

もはや国民食とは言えなくなったうなぎ。
夏にうなぎを食べることを推奨したのは確か平賀源内だったか。

スタミナ、夏バテ予防、まるでウソとは言わないがあれはただの商戦文句です。
夏を乗り切るための栄養素は他の食物で十分間に合うし、無理して絶滅危惧種を食べる必要はない。

うなぎがどうしても食べたい。大好物だ!!
そんな方は是非贔屓の老舗うなぎ屋で旨いうなぎを食べていただきたい。

だが企業の儲け商戦に乗るだけの、思考停止は止めてほしいと切に願います。


そもそも天然資源に頼らざるを得ないうなぎは薄利多売商品には不向きなのです。


しかし企業はそんなことお構いなしです。
責任も取りません(責任なんて誰にも取れないですけどね)。
儲けだけが生命線である彼らは、儲けがなくなれば違う商品にシフトするだけです。



今朝コンビニに行ったらレジのところに”春の土用の丑フェアー”予約受付中のビラが。
このご時世、まだそこまでやるかー!!

膠着在庫を減らそうとするのは企業として当然の流れかもしれない、でも消費者として踊らされないよう注意が必要だ。
そのフェアーのうなぎ蒲焼弁当価格を改めてよく考えて欲しい。


所詮コンビニ弁当の延長でしかないものがあの価格である。
老舗うなぎ屋に行っても倍はしない。数百円しか違わない店もたくさんある。


割き立て焼き立てご飯も炊きたてが基本のうなぎ屋。
どうせなら専門店で食べませんか。


うなぼうず記  

Posted by うな研管理人 at 18:37コラム